言葉で表せない世界。
きのうから、姉が久しぶりに家に来てくれて、
姉が来たというので、近くに住む、姉の娘のひぃと、彼氏のほぉ君も来てくれて、
にぎやかな我が家です。
やっぱり人の出入りがあるのはいい。
風が通る。
空気が変わる。
気も変わる。
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姉は住んでいるところが遠いので、なかなか会えない。
だからときどき電話で話をする。
面白いことに、姉に電話をしようかな・・と思うと、電話が来たり。
思っていることが同じだったり、
とにかく不思議なことが頻繁に起こるので、もはやそれも当り前に思えるほどになっています。
姉は第六感で生きてるような人なのです。
今回も、ふと行かなくちゃと思ったから来たと言っております。
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久しぶりに姉とお茶を飲みながら、
近況報告やら、子どもたちのことなど・・・話は尽きない。
三人姉妹が二人姉妹になったけど、
私たちはいつも妹が一緒にいると感じている。
これはたぶん私達だけが感じられる世界。
言葉では説明できない。
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そういえば・・・
言葉で表現できないこと、
言葉で表現しない方がいいこと。
あえて言語化しないで、曖昧にしておくこと。
私にはそれは「やさしさ」につながってくる。
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だけど
仕事や勉強の場では、それは許されないことがほとんどでしょうね。
常に数字と言葉で表現しなければ伝わらない。
曖昧さは許されない世界。
曖昧にしないこと、いいかげんにしないことは、はっきりさせるということ。
私みたいに、はっきりさせることがいいことだと思わない人間は・・・
目に見えない世界を大事にしたい人間は・・・
今の世の中は生きにくい・・・と思う。
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そんな話をしていたら、
姉は、「このごろは世界が急激に変わりつつあるのだ」と言う。
物質より精神世界を大事にする人たちが増えていて、
価値観が大きく変わりつつあるという。
物や成果は求めても求めてもきりがなく、欲はとどまることを知らない。
目に見えるものを追っていては疲れるばかり。
そのことに気づくことで、別の生き方を模索する人が増えてきていることは、何の不思議もなく、
むしろ当然のこと。
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絵や音楽は言葉が要らない世界。
私にはそれが心地いい。
言葉や数字で表現することで、限定されてしまう世界が
音や色で表現することにより自由に広がる世界がある。
見る人や聴く人の感性に働きかけて、
イメージの世界で遊ぶ。
感覚人間と言われればそれまでのこと。
でも、色や音や演劇などの芸術の力に圧倒される経験を持つ人ならきっとわかるよね。
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人間だれしもが持つだろう、根源的な悩みを考えるとき
思い出す絵がある。
「われわれはどこから来たのか、
われわれとは何なのか、
われわれはどこへ行くのか」
という題名が付けられたゴーギャンの絵。
久しぶりにゴーギャンの画集を取り出して眺めたきょうでした。
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by jandaramommy | 2011-10-22 15:33 | かんがえたこと