最大の難関突破。


九月九日・・・

今日は亡き妹の誕生日。

さっちゃん、おめでとう・・・・・

「おとめ座の美人」って、ちゃっかり自分で言って、

大笑いしてたよね。

今日はバラの花を、おねぇちゃんが奮発してあげよう!

いつもそばにいてくれてありがとう。

感謝をこめて・・・(はぁと)Rのマネね

(お誕生日プレゼントがバラの花一本か!

・・て、文句いわないでちょうよ~~(笑))


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さて。

夫へのカミングアウト。


以下は私がEに電話して、

「そろそろお父さんにも伝えたほうがいいと思うけど、

自分で話すことができる?」

と聞いた時のEの返事です。


Eにとって父親は、母親以上に大きな大きな壁で。

その前に立つと、無意識に体が硬直し、

怖くて、言葉もなにも・・・出そうと思っても出てこない・・・

頭でなく、体が勝手に反応してしまう。


そんな存在だから、

お父さんには、とてもとても自分からは言えない・・・

自分からは絶対無理。

お母さんから言ってほしい。

お母さんしかお父さんに言ってもらえる人はいないから・・・

と、懇願されました。


こんなふうに書くと、

どんだけこわ~いひとなん!!

て思いますでしょ?

夫のために付け加えますけど・・・


夫は、結婚して以来、ただの一度も怒鳴ったことも、叩いたこともない、


やさしい人。




Eのこの言葉を聞いて、一番びっくりしたのは私です。

そんなにお父さんって、Eにとってコワい存在なんだ・・・・

特にEはおとうさん子で、

小さい頃はいつもお父さんのあぐらの上がEの指定席で

お酒のおつまみを、当然のごとく頂戴していた子で。

たまにお酒も一緒に飲んだり・・(あれれ)

上の子たちが嫉妬しないかと思うくらいのかわいがりようでした。


そのEが、そんなにお父さんをこわいのかと、

掃除機・・・ちがった、・・・正直、驚きました。


家族にカミングアウトするということは、ほとんど恐怖との闘いなんだと、その時わかりました。


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そういういきさつがあって、

私が大きな使命をEから仰せつかったわけです、ハイ・・・


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では、夫へEのことをどう伝えるか・・・・

カミングアウトを受けてから三カ月がたっていました。

日がたつにつれ、夫に黙っていることが苦しくなってきました。

Eも私も、何も悪いことをしているわけじゃないのに、

隠しているような罪悪感みたいなもの・・・・を感じていました。

もうすぐ夏休みになる・・・Eが帰りにくい家にしたくない・・・

できるなら、今までどおりの家族関係であってほしい・・・

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これだけ時間がかかったのには他にもわけがあります。

Eが私にカムアウトしたころは、夫の仕事は超ハードで、

土日もなく、連日深夜帰宅が続いていました。

疲れて食事もとらずに帰ってくる夫に、言えませんでした。

しかもいつも仕事のことで頭がいっぱいです。


私は私で、まだちゃんと夫に伝えるだけの自信もなかった。

夫に言うときは、まず夫の仕事がひと段落して、

私の話をきいてくれるだけの心と時間の余裕ができたとき。

そして、私が冷静に、感情的にならずに、説明できるようになったとき。

そう決めていました。

それには私にも時間と勉強が必要でした。


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そして。

私が、ある程度の知識も得、

私なりにきちんと話せる時期になったと思えた、ある週末の夜・・・

久しぶりに家でくつろいでいた夫に話しかけました。

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「話したいことがあるんだけど。」

「何だ?カネのこと?」

・・・て。

(私が相談があるというと、決まっておカネのことと思うらしいです・・・ちゅん・・・


「Eのことなんだけどね・・・」

そこから話し始めました。

夫は最初から、私が話し終わる最後まで、

ただだまって聞いてくれました。


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何からどう話すかは、ある程度シュミレーションしていました。


私が感情的になっては絶対ダメ!

冷静に・・・冷静に・・・

自分の感情は入れずに、Eの今までを話し始めました。


三か月前に帰ってきたときにカミングアウトを受けたこと・・・

それまで、どれだけEがそのことで悩んできたか・・・

カミングアウトに至るまでのいきさつ・・・

特に、「生きることに執着しなくなった」とEが言ったこと。

眠れない長い日々を悶々とひとりで過ごしていたこと。

自分の「体」と「こころ」がどうにも一致せず、

どうすることも出来なくて、

自分の体を傷つけていたこと。



「生きるために」カミングアウトを始めたこと。

「偏見のない社会に変えるためには教育から」と使命感をもっていること。

セクシュアルマイノリティのひとたちはたくさんいて、

病気でも何でもないのに、

Eと同じように苦しんでいる人がいっぱいいること。

ウソ偽りのない、じぶんを表現する場所としてブログを作ったこと。

ブログで知り合った人や大学の友人、先生など、応援してくれる人がいて、

カミングアウトしてみたら、いいことがいっぱいあって、自分が元気になれたこと。

そしたら今度は家族に言っていないことがつらくなって、

このまま一生言わずにいようと思っていたけど、

言わずにはいられなくなって、私にカムアウトしたこと。



それから・・・

なぜ父親に直接言わないのか・・言えないのか、の、その理由。

・・・(こころなしか、それを話した時、夫は寂しそうでした)



お父さんやお母さんが望むような「結婚」、「子どもを産む」ということは

自分はできないけど、そのかわり、好きな人ができたら一緒になりたいと思うし、

もし、姪や甥が生まれたら、めっちゃんこかわいがる!と言ってたこと。


お父さんも家族も大好きだから

これからも大事にしていきたい。悲しい思いをさせたくない。

と、Eが強く思っていること。



そして最後に、夫に向かって言いました。

「Eが同性愛者だからといって、私とあなたのかわいい娘であることに、変わりはないよね?」

と・・・

「そりゃあ、そうだ!!」

夫ははっきり答えました。


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「Eのブログを今、パソコンの画面に出したけど。

Eはブログ見てほしいと言ってるから。

見る、見ないはあなたの自由だからね。

よかったら見てやってね。」

この言葉で締めくくり、私はパソコンの前に夫を残し、別の部屋へ。

このあと夫がブログを見たかどうかは知りません・・・


たっぷり2時間かけての私からのカミングアウトでした。

どっと疲れましたが、私なりに精いっぱい話すことができたことに満足でした。


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余談ですが、

もしもこの時、夫が私の話を聞いて、

一言でも、嫌悪感を示したり、

私のせいだと非難したりしたら、

離婚する覚悟でした。


幸いなことに、この心配は無用でしたけど?何か?

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そしてそして・・・

言わないでおこうとEに言ってた私でしたが・・・

とうとう・・・

両親に・・・・・!!

どうなるどうなる~~~~~~~~~~!!!




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by jandaramommy | 2011-09-08 16:58 | まみーとEのきせき