もう大丈夫と思っていたのに。
気が付いたら、庭のツワブキが一斉に花開いていました。
紅葉した桜の葉が落ちてきれい・・・・
我が家の庭にも秋が深まってきました・・・・
=========================
高校の同級生仲良しグループ4人で、高校のときのフォークソング部のメンバーが行うコンサートに行ってきました。
毎年この時期にやっていて、今年4回目。
ききに来る人も同級生が多いから、自然と同窓会みたいになってしまうのだけど。
卒業してから36年なんてたっていると、誰が誰やらわからない現状です。(すごいでしょう)
けっこう名前がわからないまま適当に話を合わせている自分にあきれてしまうわ。(笑)
だって、「あなた誰ですか?」って今さらきけます?
======================
選曲は自然と当時はやっていた曲・・・
今年のプログラムナンバー1 は・・・
オフコース・小田和正作詞作曲の 「秋の気配」。
やられた!・・・・・と思いました。
この曲はダメなんです、私。
大好きな曲ではあるけれど。
亡くなった妹がいつも聴いていたこの曲は。
曲が始まった途端、自然と涙で目が重くなってくる・・・・
この歌詞・・・
このメロディー・・・・
妹の気持ちと重なり、
ベッドで横たわる姿と、
当時の諸々のことが・・・
私の感情までよみがえってきてしまう・・・
これをフラッシュバックというのでしょうか。
涙を止めることができませんでした。
もう5年たつというのに。
なぜかその日はブラウスもスカートもジャケットも妹の服を着ていた私。
なんという偶然・・・・・やだもう・・・・
もうそろそろ大丈夫・・・と思っていましたが、まだダメでした。
肉親の死を消化できるのは自分が死ぬときなのかもね・・・・
===================
この絵。
83歳の父の水墨画なんです。
いいでしょ?
十月の終わりに教室展で父が出品した中の一枚。
私、先生のお手本を真似するばかりの絵は好きではありません。
でも、唯一この絵は好き。
先生のお手本とは似ても似つかない絵なんです(笑)。
もしかしたら、何度描いてもお手本どおりに描けなくて、半ばヤケクソで描いたかもね。
それがかえってよかったという・・・ね!
父にしか描けない絵になっていて、父らしさがにじみ出ていて・・・父に似てなくもない。
どこか憎めない、人間味あふれる・・・ユーモラスな表情。
皆さんにもお見せしたくって、父に無断で掲載しちゃったもんね。
父は、目が悪いのです。
左目はほとんど視力がないくらい。
だから水墨画を始めても、たどたどしい線しか描けなくて。
それでも持ち前の努力で続けてきました。
その父が、こんな素敵な絵を描けるようになりました。(涙)
今度ばかりは、父に脱帽!!
ブラボー!!
======================
そう言えばこの間、Eの展示会場で、
「どの色が好きですか?」と聞かれました。
たしか・・・・
「どの色とは言えません。この絵の中のこの色が好き、と言うことはできますが。
色はその一色だけではその色が引き立たない。いろんな色の中にあるから、その色がひときわ美しく見えるということだと思います。お互いがお互いをきれいに見えるように関係し合っています」
そんなようなことを言った気がします。
人もそうなんでしょうね。
ひとりだけを見るより、色んな人の中にいる状態でその人を見ると、個性がよくわかる。
お互いがお互いを引き立たせる存在。
LGBTの存在もそういうところに価値があるのではないかしらん?
======================
たまたまきょうは名古屋へ絵の展覧会を見に行ってきました。
知人が出品していて、きょうが最終日で。
疲れました。
大きな絵がひしめいて、色の乱立というか・・・
見ていて気持ちの悪くなる絵も少なからずあって。
そういうところは即通過。
色にしたって、わざわざ汚く見えるような配色をなんでするのでしょうか?
害になる絵は見たくない。
押しつけがましさを感じてダメでした。
久しぶりの名古屋行きは、美術館の中のショップで過ごす時間の方が長く、(ここの方が面白いものがいっぱいあって、楽しかった!)
そのあと入った、宮崎駿のジブリショップで癒され・・・
「どんぐり共和国」っていう名前のお店。かわいい名前。
トトロの鏡餅とか、超かわゆいものがいっぱいあって。
わざわざ美術館など行かずとも、きれいなものは身近にいっぱいあるし、
私は庭の花や落ち葉のほうがよっぽど無心で美しいと思います。
大事なのはそれに気付く心ですか・・・・
芸術の秋というけれど、
自然の芸術をめでたいものです。
そんなことを思いながら、
秋の行楽日和は終わったのでした。
チョンチョン(-_-)
にほんブログ村
by jandaramommy | 2011-11-12 23:50 | かんがえたこと