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本2冊、読んでみた。

アマリリスが咲き始めました。
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よく見かけるこの花も好きよん♫
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なんて名前だったっけ?




毎年咲く花たち。

でも決して同じではない。

眺める側の心も、同じということは、ない。


紫陽花の咲き始める梅雨の季節はこの6年、悲しくてつらいときとなっていた。

特に紫陽花は妹のことが思い出されて、むしろ見たくない花だった。


7回忌を迎える今年は、どうやら大丈夫そうな気がします。

今年は紫陽花に妹の笑顔を見ているから。



こうしてみると時の移ろいも悪くないものですね。




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生きていたらば、きっといろんな話をしていたにちがいない。


この本の感想も。

「インビジブル・セックス」 と、「女に生まれて男で生きて」


自伝なので個人的な要素が強く、読みやすかったけれども、自分のセクシュアリティーを深く掘り下げた内容ではなかった。


印象に残った言葉をいくつか。

「我が子がインターセックスであったとき、親はどう対処すればよいか悩むが、本人の性自認をぜひ無条件で尊重することが大事であり、戸籍上の姓に合致させようと考えることをしないでいただきたい。
そうした考えからはなにも発展的な結果が生まれないばかりか、本人を追い詰めるばかりだからだ。
これはトランスジェンダーにも言えることである。
生まれながらにもってきた性自認であり、それは顔形と同じである。
顔形は整形手術で変えられるが、性の問題は心の問題であり、それを変えることは人格を侵すことにもなる。」

「本人の人生は本人の性自認によって決まるものであり、第3者が性自認を改めさせることに何の意味も正当性もない。
インターセックスもトランスジェンダーもともに本人が選択した道ではなく、与えられたものに他ならない。」
(「インビジブル・セックス」より)




「愛する女性と付き合うことはできても、相手に結婚というかたちでしあわせを与えてあげることはできない。家族にはなれても夫婦にはなれない。それを受け入れて、女のままである私と生涯を連れ添ってくれる女性は現れるだろうか。それともこのままでは、私はずっとひとりで生きていくことになるのだろうか。」

「もし将来、一般社会で働くことになるのなら、性同一性障害者としての認定をちゃんと受けていなければ、そこで私は女性として扱われることになる。果たしてそれに私が堪えられるのだろうか。いくら自分をよく理解し、自分を性同一性障害者だと確信したにせよ、それは自分の内面的なことであって、正式に認定を受けなければ世間には通用しない。」


「これから未来を切り拓いていく子どもたちにこれだけは言っておきたい。
自分が一生懸命前に進むことを諦めなければ、それを必ず見守っていてくれる人がいる。そういう人の存在に気付くことができれば、またそこから頑張れる。そしていっぱい失敗しても、いっぱい遠回りしても、諦めない気持ちがあれば必ず夢は叶う。それを決して忘れないで欲しい」  

(「女に生まれて男で生きて」より)



それぞれの作者に共通するのは、子どもたちと、セクシャルマイノリティの未来に向けての思いが根底にあること。



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改めて思うのは、100人いれば100通りの性があるということ。



当事者ではない私の知識の無さは相変わらず・・・ということも認識。




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最近知りました。

「LGBTIQ」。

LGBTまでは知っていましたが

IとQを知らなかったのですよ、わたしは。


「I」は、インターセックス、「Q」はクエスチョン、なのですね。


ポリガミー、モノガミーという言葉も。


ちゃんと交通整理をしておかないと、本当に訳がわからなくなり、混同、混乱してしまいそうです。


すでに怪しくなってきましたので、ちょっと休憩(@_@;)




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「只今、元気に勉強中」とでも言っておきましょう(^-^)



ちょんちょん(^^)/




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by jandaramommy | 2012-06-05 23:57